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町田市民病院における後期研修について

 

町田市民病院 加藤 由理(卒後6年目)

 

町田市民病院は、町田駅からバスで10分程に位置し、病床数447床の中規模病院です。当院は町田市における唯一の公的病院であり、相模原市や八王子市も近隣に位置するため、幅広い地域からの患者さんの健康を支えています。

 

町田駅は横浜線と小田急線が通っており、横浜や新宿にも足が伸ばしやすく、研究会にも参加しやすい環境です。また、駅前には丸井やルミネといったファッションビルが立ち並び、飲食店も充実していますが、少し離れれば、静かな住宅地が広がり、住み良い町です。

 

当院の消化器内科は、慈恵医大と横浜市大の混合医局ですが、分け隔てなく皆で一丸となって日々の診療に励んでいます。以下に、当科の特徴を挙げます。

①検査件数が多い!
 2015年度は上部 7685件、下部 3343件、ERCP 332件と他の関連病院に引けを取らない件数を誇り、週に1度の内視鏡カンファレンスで内視鏡医としての眼を鍛えています。

②屋根瓦式での指導!
 卒後5年までのレジデントにはそれぞれ卒後10年以上のオーベンが付き、入院患者のカルテから治療方針まで細かな指導を受けます。また、週に1度の病棟カンファレンスで全員の入院患者について全体で検討し、経験年数が少なくとも、安全かつ安心の医療を患者さんに提供できるよう、努めています。

 

③町田の救急医療の要!
 町田市には大学病院は複数存在するものの、二次救急機関は少なく、町田市救急の重要な役割を担っています。消化器疾患にとどまらず、様々な患者さんを診ることができます。体力のある若いうちに、診られる疾患の幅を広げておくことは、非常に重要であると思います。

 

また、何より助けられるのは、レジデント同士の仲が良い所です。たとえ夜遅くまで検査やカンファが長引いても、一緒に過ごす仲間がいれば頑張れるもので、そういった存在は今後、町田を離れても財産になるのだろうと思います。

町田市民病院での研修に興味があれば、ぜひ一度、見学にいらして下さい。一緒に働ける日を楽しみにしています。

毎年初夏の、高尾山ハイキング

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