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横浜栄共済病院における後期研修について

 

中島 聡美

 

 横浜栄共済病院は根岸線・本郷台駅から徒歩10分の場所に位置する、病床数430床の横浜市栄区唯一の急性期型病院です。

 当院の消化器内科医は7名で、そのうち後期レジデントは2名です。(卒後3年目1人、4年目1人)基本はチーム制ですが、後期レジデントも主治医となり治療方針などは自分で決め、困った時に上級医に相談する形をとっています。2015年度は上部消化管内視鏡 4505件、下部 2594件、ERCP 212件、ESD 66件、EUS 108件を行っており、後期レジデントが少数のため上級医の指導の下に多くの手技を経験できます。外来診療は卒後4年目から始めるので、3年目は手技に専念し磨きをかけることができます。

週に1度の勉強会では上級医が講義を行ってくださり、様々な知識を身に着けることができるため重宝しております。

 緊急時は後期レジデントがfirst callですが常にsecond callが待機しているので、緊急の処置の際はもちろん、診断・治療に困った時にも的確な指示をいただけます。

現在、栄共済病院は新棟に立て替え中であり、第一弾として2016年6月に消化器内科は新病棟への引越しを完了いたしました。きれいな病棟での業務は日々の診療をスムーズにしてくれています。

 当院の最寄り駅は本郷台ですが、路線の多い大船駅まで1駅であり横浜までもアクセスが良く、また鎌倉も近いため最高のロケーションだと思います。

 横浜栄共済病院の消化器内科は若手が少ないですが、上の先生は優しく指導してくださるため、しっかりとしたバックアップのもと多くの経験を積めることが魅力だと思います。ぜひ、一度見学にいらしてください。

 

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